情報の価値に対価を払う①

2017/07/24

本を購入したことにより,情報の価値に対価を払うということに興味を抱いた.無料のネット情報やTVといった媒体とは何が違うのだろうか.

例えば新幹線は早さや快適さ,安全性に対してお金を払っていると考えられる.同じ距離を自動車や在来線を乗り継いで移動した場合と比較して,時間を節約でき,身体的・精神的負担を低減できる価値がある.安全性については少し議論が残るところだが,高度な専門家と技術者による信頼性の高い機関によって運営されている.

価値ある情報とは何だろうか?観点としては,有益性と信頼性が考えられる.

まず,有益性であるが,これは人によって何を有益とするか異なるので,一概になにが有益かはいえないだろう.発信された情報が受信側のレベルに合っており,且つ受信側が有益であると感じた時,その情報は有益性があり,受信側にとって価値ある情報となる.もちろん多くの人にとって有益な情報というものも存在するだろう.

信頼性においては,誰が,いつ,どんな意図・目的で,どのような利害関係の中で,その情報を発信しているのかを見極める必要があるだろう.個人が思いついたことをそのまま書いているこのブログよりも,複数の専門家が査読をした論文の方が信頼性が高いことは言うまでもない(比較すること自体がおこがましい).ただ,専門家の言ったことをそのまま鵜呑みにすることは,それはそれで違う.また,1次ソース,2次ソースのことも考えた方がよい.本人が直接経験したことを述べているのか,それとも伝言ゲームをした後に述べているのかで信頼性は大きく異なる.

意図や目的,利害関係については,情報を受信した後であなたが次に取ろうとしている行動は,誰が得をして誰が損をするのかを考えるとよいだろう.その情報は本当にwin-winだろうか?

つづく