論理や言語は定義された瞬間に排除を生む

20170910

定義とは,対象がどのようなものであるかを明瞭にし,他との違いを定めることである.「定義する」は一方的に定めることであり,「定義される」は,自然と周りから決まっていって結果的にそうなったものと解釈される.

論理とは道を切り開いていくようなもので,両脇の草むらは道によって分断される.

言葉は世界を切り取る.「切り取り」といえば「コピー」もある.言語とは現実の世界を言語空間・言語世界へと「貼り付け」る機能も持つ.さらに現実世界の制約を受けないため,転写するだけでなく,言語によって表現されたヴァーチャルな世界を創り出すことが可能である.

本質的に,この世界を認識することは,特徴を把握し,他との違いを見分け,区別することである.分けられた結果できたなんらかのまとまりが概念であり,多くの場合その概念に言葉という記号(タグ)が付与される.さらにその概念に対して評価が加えられ,多次元的に分類される.概念に対して適切なタグが付与されない場合,操作が困難になり,整理ができなくなる.新しい言葉を日々獲得し,タグのストックを増やしておくことが大切だろう.

 

KW:パンデモニウム+心理学