情報の非対称性と効果的な有料情報の提供

20170621

情報の非対称性

情報は多くの場合一過性の出来事であり,かつ容易に複製可能なため,一度公開してしまうと急激に価値が下落する.

そのため有料情報は価値の下落を防ぐためにマスクされることになる.結果として,消費者は購入前に内容を確認することができないため,一方的にリスクを負わされる形になる.これは情報の非対称性であり,取引が成立することは困難である.

これを解消するには,金額を著しく下げてリスクを低減させる,内容の一部を公開して誘引力を高め,かつ信頼を獲得する,継続的な情報提供であれば試用期間を設けて内容を理解してもらったり安心感を高めたりする,といった方法が挙げられるだろう.

 

有料化に関するその他テーマ

情報の有料化については他にも考えたいテーマがある.

有料の情報を手に入れたいと思っても自分にはお金がないと思って購入しないことがある。実際にお金がない場合もあるが,実はそれほど興味がないという場合も多いのではないだろうか.または,情報に魅力を感じても情報提供者が信頼できないこともある.

お金を持っている人が読みたくなる記事を書かないと売れないのかもなどと考えることもある.恐らくお金持ちというより,自分が提供する情報の価値と価格と消費者の資金力のバランスが大切なのだろう.以下の式で表せると思う.

情報提供者の信頼度*情報の魅力度*価格魅力度=購入意欲

信頼度とは簡単にいえばいかにファンを増やすかである.情報の魅力度に関しては,情報の非対称性があるので,信頼度と情報自体が持つ価値をいかに高めるかが大切になる.

 

KW:情報の非対称性,有料情報,マーケティング,マネタイズ