ロシアW杯グループDナイジェリア-アルゼンチンの感想

決勝トーナメントが始まっているにもかかわらず、録画の視聴が追い付かない。昔からライブで見ることにはそれほどこだわりがない。徹夜できる体力もないし。あと録画しておいて倍速で見ると、1日の体感時間が長くなるのだそうだ。

 

それはいいのだが、できれば結果までは知りたくないところ。色々と先入観を持ってしまうし、ゴールの喜びも半減してしまう。とはいえ情報過多の現代でそれはなかなか難しい。ツイッターとか開くとトップにバーンと結果が出てたりして、いいシュートが外れたときの観客みたいにOh...ってなる。

 

そんな何かの伏線みたいな文章を書いたが、これ以降の内容にはまったく関係がない。

 

決勝トーナメント進出を懸けて勝利に向かう両チーム。ほんとよく見る対戦カードだ。ナイジェリアは3142のフォーメーションだったけど、ほとんど5バックになっていた。ラインは思い切って上げていた。アフリカのチームって高いラインが好きだよな。

 

アルゼンチンは試行錯誤した上の433。立ち上がりから運動量が多く、パスを出しては動いてを激しく繰り返していた。ここまであまり内容がよくないと聞いていたのだが、この立ち上がりは割といいなと思った。

 

中盤の低い位置でフリーになったバネガから1本の鋭いロングパス。メッシが高いラインの裏に抜け出し、後ろから来たボールを空中で左腿、左足で半端ない2トラップして右足でフィニッシュ。人間てこんなことができるんだなー。

 

一方のナイジェリアは、2トップがマジメか!ってくらい真っ直ぐ横に並んでいて、全然ボールが入らない。中盤も5人いるハズなのに前に出て行くわけでもなく、う~ん、わざと抑え気味に入ったのかもしれない。

 

後半開始早々、ポジションが被ってしまい、クリアミスからCKを与えてしまうアルゼンチン。つまらないミスにイライラしてたマスチェラーノがCKの競り合いでバログンを倒してしまう。ちょっと自分から倒れたようにも見えたけど、腰を掴んでいた左手に力が入っていたようにも見える。モーゼスが落ち着いてバク宙を決めてナイジェリアが追い付く。

 

元気になったナイジェリア。ムサのスピード溢れる突破を中心に攻勢を強める。お互いゴール前に迫るチャンスをつくり出し、一進一退の攻防が続く。

 

終止符を打ったのはロホ。なんでそこにいる。クロスにキレイにダイレクトで合わせてアルゼンチンが逃げ切り。うむ、底力を感じるんだけど、この後の結果は見ての通りなのであった。

 

参考

土日の体感時間を“1週間”に延ばせる!? 目からウロコの「時間の長さコントロール法」|新R25 - 世の中がわかるジブンもいい。