サッカー日本代表パナマ戦の感想

2018年10月12日に行われたパナマ戦について。コスタリカ戦から先発6人変更。中島、堂安といった華がないことによって、より一層チームの根幹は際立って見えてきたのではないだろうか。

 

原口、大迫といったロシアW杯組が合流。ところどころ連携不足を露呈していた。35分頃、青山と原口の連携ミスから自陣でボールを奪われたシーンが象徴的だった。原口は青山に一旦預けてポジションの重複を解消したいと考えていたのに対し、青山は原口が自分でボールを運ぶものだと考えていたように見えた。でも、それもこれも、新しいチームが始まったんだなぁなんて感慨に耽っていたりもする。

 

パナマの守備は特にブロックをつくるわけでもなく、割と行き当たりばったりに見えた。南野の先制点のシーンもなんであんな緩慢な守備をしているのか。

 

先制したからだろうか、それともHTの修正だろうか、後半15分頃のテンポのよいパス回しは監督が求めているものだろう。三竿は攻守に貢献し、よい縦パスを供給していた。しかし、2人の関係に終止し、3人目も絡むような流動的な攻撃は少なかったように思える。

 

大事な試合ではあるが、いわばまだプレシーズンマッチ。さまざまな選手を試しながら、競争させながら、森保監督のチームづくりは続く。