【EWET】37-38L14シャルケ

練習期間中にドナーティが怪我。前節は王者バイエルン相手にあと一歩のところまで迫った。選手交代を一切しない「動かない戦略」の効果があったのかどうか不明だが、とりあえず継続する。

 

 

戦術設定

監督はオランダのジェリオン・クーラン(エルウィン・クーマン)。またも攻撃的な選手が多い433。

 

正直RSBのアザラや不調のコバッチあたりは変えた方がいい気もするが、動かない戦略を継続し、前節と同じ布陣で臨む。ベンチだけ怪我の影響でドナーティ→SBシェーファーとした。

 

 

 

 

案の定アザラのところをボア・モルチに攻められる。ただフィニッシュがクロスなのでまだ助かる。

 

両チームとも惜しいチャンスをいくつかつくり、互角のいい試合。しかし、前半終了間際、以前にもあった右サイド深い位置でのスローインから失点。GKアデムも最初のシュートに反応してしまって体勢を立て直すのが遅れてしまった。 

 

  

後半。先制されたとはいえまだ1点差。動かず様子を見る。6分、エムボマが引いて受けたところで左のルドヴィグセンとカガラにマークが集中し、中央が空く。そこに侵入したエムボマにカガラからピンポイントのパス。さらに2人を引き付けてフリーになっていた右のブニッキへ。ブニッキが落ち着いて流し込んで同点。

最近の得点はアシストが付くことが多く、そういう時は上手くいっている感じがする。

 

25分、SBの裏を突かれてダリオ・シルバに決定的なチャンスを与えてしまう。しかし、ここはアデムがスーパーセーブを魅せてくれた。しかもそこからカウンターにつなげ、ブニッキのロングパスにエムボマが抜け出して1vs1を決め切った。2試合連続で尻上がりに調子を上げて逆転。動かない戦略の効果か?

 

得点直後にすぐ失点することはかなり多いんだけど、マクーンの至近距離からのシュートをまたしても守護神アデムが救ってくれた。続くバラノフのFKもポストに救われ、逆転勝利。攻撃だけでなく守備面でもカバーリングの連携がよくなったように見えたし、徐々にチームの状態がよくなってきていると感じる。

 

次節からはもしかしたら鬼門の3試合になるかもしれないので、この辺で選手交代を解禁して臨むことも考えられる。