【上級卓の記録#23】放銃してもいいかも

※牌の表記 マンズ:一~九 ソウズ:1~9 ピンズ:①~⑨

 

大きなトップでオーラスを迎え、ドラがいくつあるかよく分からない配牌をもらって、自分で終わらせる気マンマンで進めます。その割には赤は切りたくないし、頭欲しいしってことで5切ってしまったのが少しおかしいですね。あまりにも手が豪華で③⑦切ってドラ固定とかに考えが及ばなかったです。

 

そうこうしている間に対面さんがカン5払った後に三、九手出しなので、九が逆切りでまぁまぁマンズのホンイツと分かります。親さんもタンヤオっぽい仕掛けでソウズの上が切りにくい場だなと感じて8は切らないことにしました。

 

親の連荘を阻止するのはいいと思いますが、対面さんへの二五はもうそこしかないってスジなんだから、二は親の現物だし、点棒状況的に放銃してしまうのも一つの選択肢だったかと思います。

 

どうも最初に立てた方針で頭がロックされたような感じになり、途中で方針転換が柔軟にできないんですよね。サッカーでも事前にAプラン、Bプラン・・・と色々な戦略を用意して試合に臨みますが、麻雀でも状況に合わせて、「自分が和了する」→「放銃してもいいじゃん」と柔軟に対応できるようにしたいものです。

 

RTDの解説で多井プロが、誰が見ても切る牌決まってるのに長考するような時というのは、そこから先の方針や戦略を考えている時なのだと仰っていました。方針というほどのものでもないですが、そんな感じで局が始まる前の想定も、局の最中も柔軟に対応できるようにしていきたいものです。