【上級卓の記録#27】下家さんに役満アシスト放銃

※牌の表記 マンズ:一~九 ソウズ:1~9 ピンズ:①~⑨

 

この半荘はなかなか和了できず苦しい展開。ラス親でやっと和了できて、トップまでは遠いし、とりあえず伏せればラス落ちはないかなと思っていました。そこで下家さんが早々に中を鳴いたので、おっこれは下家さんをアシストしてあがってもらおうと考え、あからさまに三四五とか切っていきました。

 

しかし鳴かれず、ラグもないし、カン3払ったように見えた後①逆切りなのでピンズほしいのかなと思って⑤切るも鳴かれず。これ何待ってるんだろうと思ってたところにドラポンで、放銃するとラス落ちする状況に。これでもうアシストは無理なのでしばらくソウズで様子見しました。

 

すると⑤が手出しされて、和了すればいい状況でマンズの急所が鳴かれなかったわけだから、やっぱピンズだよなと思ったんですねー。そこにカン×2。え?すごいやる気。しかもドラもろ乗りで3倍満?数え役満?みたいなもうよく分からない状況に。

 

そして2枚目の白に合わせたのを見て、これ単騎もあるのか?と思い、ソウズも無闇に切れないし、現物が足りなくなる恐れもあって、すごく困りました。あわあわ。

 

12巡目の三手出しは、素直に河を見ればマンズが高いのですが、自分の現物でもあるし、わざと別の色を出すホンイツのフェイクもある。そしてやはり序盤にマンズ鳴かれなかったから安全だろうという考えになっていました。この間の最強戦(地方豪傑決戦)でも、途中で鳴かれなかったから安全とはいえないって解説あったのになぁ。こういうことか。最後は現物を残しつつ、単騎に当たらなさそうってことで六を選びました。

 

下家さんのマンズがキレイにつながっていて特に鳴く必要もなかったことと、自分がラス親でいきなりマンズで1面子落としたことにより、国士か?なにごと!?と余計な心配をさせてしまったのかもしれません。それで強く和了に向かわせることになってしまった。アシストするならもう少し普通に切り出していって、河を見極めた上で急所を鳴かせるように心掛けないといけないのかもしれませんね。サービスセンターになる道は険しい。

 

あとは他家の河を見る余裕は以前よりかは出てきたのですが、自分の河が他家からどう見られているのかというところまで意識できるとよりよいですね。自分を客観視するというか。う~ん、麻雀って面白いなぁ。